【御器所】
「あっ…あっ……」

切れ切れの喘ぎが零れて、キュッと僕のを締め付ける。

拒まれていないことがうれしかった。

だから、僕のは御器所君の中でうれしそうに震える。

そんなのさえ、御器所君を感じさせるみたいだった。

【御器所】
「はぁ…あっ…あっ…あぁ……」

喘ぐ度に僕のに絡み付いてくる柔らかな襞を振り切るように引き抜き、喘ぐように震える中をゆっくりと貫いていく。

苦しいほど熱くなった僕のは、さっきから我慢できないとビクビク震えていた。

それをダイレクトに感じ取って、御器所君が体を震わせる。

そして、その震えが、僕のを締め付ける絶妙な動きに変わるから、どこまでも高まっていく。

【野並】
「御器所君…僕は……」

【御器所】
「あぁ…あっ…野並、さん…あっ…あっ……」

まともな言葉さえ奪うぐらい激しく御器所君の中をかき混ぜていた。