クルトは、4つの個性的な国に取り囲まれた 小さな国のちょっと頼りない王子様。 あまりの頼りなさに、父親である王様から、 各国を回って、広い世界を見て見識を広めながら、 “外交”というものを勉強してくるように言い渡されてしまいます。 そのため、従者ステランとペットのヤギを連れて、旅立ちます。 クルトが巡る国は・・・ キラキラ金髪碧眼の王子様がお出迎えの “セレスタイン” サラリとした黒髪のストイックな見かけの王子様がお待ちの “ヒノモト” アラビアンナイトの王子様が魅惑の夜を演出する “カルセドニー” そして、弱肉強食がモットー、ワイルドな獣人の王子様 (むしろ、お頭?)が闊歩する “フェンリル” 個性的な4つの国を巡りながら、クルトが手に入れるのは 優秀な王子としての外交知識? それとも、憧れのあの人との秘密の関係――――? |